ノロウイルスの家族内の感染を予防しよう!
10月頃から流行が始まるノロウィルス。
感染力が強く、人から人に感染します。家庭内で注意していても、
どこからか感染してしまった…という事も。
家庭内の二次感染を防ぐための手立てを纏めてみました!
家族が感染!対処法は…
出典
http://www.irasutoya.com/2014/07/blog-post_4685.html
ノロウィルスの感染経路は大きく分けて3つです。
「喫食(ウィルスの入った食事を食べて)からの感染」と
「接触感染」・「飛沫感染」のルートから感染します。
家族が感染した場合、二次感染が起こりやすいのは「接触感染」と
「飛沫感染」のどちらかになります。
接触感染の場合、一番感染しやすいのは
感染者のふん便や吐瀉物の処理の方法が悪かったり、触れてしまった場合です。
ノロウィルスは感染力が強いので、吐瀉物などの処理には徹底した管理が
必要になります。意識しましょう。
飛沫感染は、ウィルスが空気を舞っているうちに体内に入ってしまうケースです。
吐瀉物の処理が不十分であった時などに発生しやすいので、
正しい方法で処理するように注意しましょう。
これだけは注意!
出典
http://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_7091.html
ノロウィルスの家庭内感染は、主に吐瀉物の処理が不十分であった時に発生します。
また、吐瀉物が付着した衣類やカーペットから感染が拡大したケースもあります。
厚生労働省のホームページでは、こういった衣類やカーペット・リネンの扱いについて
以下の様に述べています。
「リネン等は、付着した汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、
洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いします。
その際にしぶきを吸い込まないよう注意してください。
>下洗いしたリネン類の消毒は85℃・1分間以上の熱水洗濯が適しています。
ただし、熱水洗濯が行える洗濯機がない場合には、次亜塩素酸ナトリウム※の消毒が
有効です。
その際も十分すすぎ、高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。
布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや
布団乾燥機を使うと効果的です。
また、下洗い場所を次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で消毒後、
洗剤を使って掃除をする必要があります。
次亜塩素酸ナトリウム※には漂白作用があります。
薬剤の「使用上の注意」を確認してください。
※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。
(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)」
ノロウィルスは熱に弱いというポイントがありますので、
85度から90度の高温で一分以上加熱をするようにして下さい。
これは食品でも同じです。
トイレで感染!?処理に注意
出典
http://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_8820.html
自宅のトイレが和式か洋式かによって変化しますが、
和式の場合は特に壁面や便器の周囲にウィルスが飛び散ることがあるので、
広い範囲を消毒・拭きとる必要があります。
洋式の場合はさほど感染しない様に思えるかもしれません。
ですが、便器や蓋・ペーパーホルダーなどに触れていれば、
そこから感染する恐れがあります。
きちんと消毒するだけでなく、消毒をする時は上着を脱いで腕まくりをして
作業をおこないましょう。
また、手洗いを徹底して下さい。
まとめ
出来る限り防ぎたい二次感染。ノロウィルスは感染力が強い反面、熱に弱いという点があります。
また、キッチンハイターなど漂白剤で殺菌することができますので、
少し面倒かもしれませんがきちんと処理を心がけましょう。
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