首こりをマッサージなどに行かずに治す方法はあるの?

最近首が凝って仕方ないし、不快な症状が続いているなという方へ。
ずっと座ってパソコンで仕事をしている人や、スマホを操作する時間がとても長いという方は特に注意です!

まず、首が凝る原因って何があるのでしょうか??
実は首が凝っている場合、他の箇所も凝っていることが多いのです。

首が凝っている人は、肩や背中や腰以外も凝っている人が多いのではないでしょうか?
首の凝りを放置すると、やがて全身の凝りにもつながると言われています。

更に、首が凝っていると頭痛になることも多いのです。
頭痛で悩んでいる人は、一度首が凝っていないか確認してみて下さい。
凝っている場合は、解消できると頭痛が和らぐことも多いです。

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首こりマッサージ画像1
~画像提供元~いらすとや

首の凝りの原因は様々なものがあると言われていますが、主に下記などが挙げられます。

  • 眼精疲労
  • 血行不良
  • ストレス

まず、眼精疲労についてです。


眼精疲労は自律神経のバランスを崩すともいわれています。
自律神経は体温調整や内臓がうまく働くようにするなど、体のたくさんの機能を整える役割があります。

ここがうまくいなかくなると、体の凝りなどに発展する場合があります。

次に血行不良です。


首周辺の筋肉が硬くなり血流が悪くなると、乳酸という疲労物質が溜まることにより首の凝りが発生します。
首が凝り血行不良になると、脳に酸素も届き辛くなるので、頭がぼーっとし、仕事や勉強もはかどりづらくなります。

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きちんと寝ているのに、仕事中に眠くなる人も、首の凝りが原因で頭に酸素が届いていないのかもしれません。

最後に、ストレスです。


ストレスにより交感神経活発になります。
常にストレスがかかっている状態だと、ずっと交感神経が活発な状態になります。

そうすると慢性的に首が凝っている状態が続きますので、筋肉が和らぐことがなくなり、硬くなった筋肉が血流を悪くさせるので、更に首が凝ることになります。

辛い首凝りに効果があるマッサージ方法が知りたい!!


首が凝っている場合に、つい後ろ側だけに着目しがちですが、実は後ろだけではなく横側もマッサージをしたり、前側も鎖骨辺りからマッサージしてあげることが大事なのです。

首こりマッサージ画像2
~画像提供元~Pixabay

また後ろ側をドンドン叩いたり、もみほぐすと悪化してしまうこともあります。
後ろ側には頸椎が走っており、ここを痛めてしまうと更に首が痛くなり、場合によってはしびれも発生してしまいます。
自分でやみくもに触ると危ない箇所でもあります。

とは言っても、首の後ろを叩いたりもみほぐしたい場合は、手は触れずにストレッチをしましょう。
首をゆっくり前に倒したり、今度は戻したり、左右にも倒したりしてみましょう。

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これだけでも首の血行が良くなり気持ちがよくなるハズです。
もしずっと激痛が走る場合は、ヘルニアなどの可能性もあるので、この場合は一度病院で診てもらいましょう。

さて、首の前側のマッサージについてです。
手順は下記の通りです。

【マッサージの手順】

  1. まずは両脇の下をもみほぐします。ここに老廃物が溜まった状態だとリンパが流れにくくなります。ここが痛ければ痛いほど老廃物が溜まっているということになります。
  2. 首の横側の頸部リンパ節のリンパを流します。ここに老廃物が溜まると首が重くなり、マッサージの効果もうすくなります。
  3. 握りこぶしを作り首の横の付け根から当てて、鎖骨の部分までおろしていきます。あまり力を入れず、優しく何度か繰り返します。
  4. 鎖骨に沿ってリンパを脇に向かって流します。喉仏の下の方に鎖骨の始まり部分があると思います。この骨を指で挟むように軽く押します。そのまま左右共に脇の下まで持って行きます。これを何度か繰り返します。
  5. 最後に、両脇の下をもみほぐし、リンパを流します。

道具を使って首の凝りを解消したい!どんな道具を使ったらよいの?


首の凝りを、道具を使って解消したいし、しかもお金をあまりかけずに和らげたい!!
そんな悩みには、蒸しタオルが効きます。

首の凝りには血流をよくすることが効果的ですし、前項で述べたように首の後ろ側をむやみやたらに叩いたり揉みほぐすとかえって肩こりが悪化することから、道具を使いたいのであれば、血流をよくすることに特化したものをオススメします。

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まず蒸しタオルですが、タオルと水と電子レンジがあれば簡単に用意ができます。
タオルを濡らし水気を絞ります。それをお皿に入れて電子レンジで1分ほど温めればあっという間に完成します。

これを首の後ろや横、前側に当てて血流を良くします。

【画像タイトル:蒸しタオルを利用して肩こり解消】

本当に簡単ですし、たったこれだけで良いの?と思うかもしれませんが、血流がよくなり首が軽くなるのが分かるハズです。
自宅でやるのであれば、仰向けになって蒸しタオルを首の後ろに当て、5分ほど寝ると首がとても楽になると思います。

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この場合は床が濡れないようにサランラップやバスタオルを敷きましょう。
アロマオイルを数摘垂らして使うと、更にリラックス効果も期待できます。

マッサージやストレッチ以外に、首の凝りを解消する方法はどんなものがあるの?


マッサージやストレッチ以外で、首の凝りを解消する方法として下記2点をご紹介します。

  • 水分補給
  • 枕を変える

1つ目は、水分補給についてです。


首マッサージ画像3
~画像提供~いらすとや

水分補給が、首の凝りを解消するなんてピンと来ないという人もいるでしょう。

パソコンの前で座りっぱなしで、空調も効いているから汗もかかないしということで、気づいたら1日中ほとんど水分をとっていなかったなんて人もいるんじゃないでしょうか?これってかなり危険です。
血液は水からできています。
水分の摂取量が少ないと血液はドロドロになっていきます。

そうすると、血管の中を血がスムーズに流れにくい状態になります。そして血行不良になり、首が凝っていくことになります。

大人の1日の水分補給量は1.5リットルです。
首の凝りが気になるときは、もう少し多めに水分を摂取することを心掛けましょう。

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注意してもらいたいのが、アルコールを水分摂取量としてカウントしないことです。
アルコールは体の水分を奪う働きがあるので、水分補給には向いていません。

次に、枕を変えることです。


首こりマッサージ画像4
~画像提供元~Pixabay

大人は1日の7~9時間寝るのが理想と言われています。
1日の3分の1を寝て過ごしているのです。

この時に自分に合わない枕を使っていたら、当然首に負担がかかってきますよね。
大人の頭の重さはボーリングの球ほどあると言われています。
首がこのように重いものを、悪い姿勢で長時間支えていると、当然首の血流が悪くなり凝りが発生します。

良くない枕として、柔らかすぎるものが挙げられます。
柔らかいと頭が下まで沈み、枕が低すぎる原因となります。これは頭に余計な血液が流れ、寝つきが悪くなる原因にもなります。

また寝返りもうちづらいので、よくありません。
実際に枕を選ぶときには、適度な硬さで寝返りもうちやすく、横向きで寝ても仰向きで寝ても疲れないものを選びましょう。
また枕の置き方も重要です。
首をのせずに頭だけ乗せて寝ている人がいると思いますが、これはNGです。
首と頭を乗せた状態で寝るようにしましょう。

まとめ

首の凝りには

後ろ側を揉む時は注意が必要

前と横を揉む時はリンパを意識しましょう

ホットタオルが効果的


水分補給をしっかりすることと枕の高さに注意


首には頸椎が走っているので、他の箇所の凝りよりも注意が必要です。
自分でマッサージを行う際は、後ろ側には十分注意をしましょう。
マッサージやストレッチも大切ですが、血流をよくすることを意識することも、とても重要なことなのです。

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