まずは、ひな祭りの由来を知ろう!

3月3日は桃の節句、おひな祭りですね。

女の子が産まれたご家庭では、子供の成長や幸せを願って
飾りびなを用意します。



しかし、ひな祭りは本来全く違う目的で行われていたことをご存知でしょうか?

今回は、意外と知られていないひな祭りの由来についてご紹介したいと思います。


ひな祭りの由来は?



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日本に古くから伝わる風習には、中国からの大陸文化の影響を受けているものが
たくさんあります。

ひな祭りもその一つで、もともとは春先のような季節の変わり目には
邪気がつきやすいと考えられており、けがれを落とすために人形を
自分の身代わりとして川に流していたのが、ひな祭りの始まりといわれています。

今のような女の子の成長をお祝いする日に変わっていったのは
江戸時代からだといわれ、5月の端午の節句が先にあったため、
それと合わせるようにして女の子の節句がひな祭りとなっていったのです。


ひな祭りにひな人形を飾る由来は?



http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=120079&word=%E3%81%B2%E3%81%AA%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88
ひな祭りに欠かせないひな人形ですが、ひな壇といわれる何段にも重ねた
展示方法も後からできたもので、流し雛(ながしびな)という男女一対になった人形を
川にながして行う風習の方が先にありました。

流し雛は今でも鳥取県や京都など、特定の地域で伝統的なお祭りとして
残っています。

扱う方法は違っていますが、人形の役目は子供の厄や災いを代わりに
受けてもらうということ。

ひな人形は飾って美しさを眺めるだけでなく、
今も昔も親が子を大切に思う気持ちが込められているんです。


ひな祭りにちらし寿司を食べる由来は?

ひな祭りには縁起の良い食べ物がいくつかありますが、
ちらし寿司もその一つとしてよく食べますよね。

ちらし寿司には春の風景を映したようなカラフルで華やかな趣があり、
ひな祭りにふさわしい食べ物といえるでしょう。

また、ちらし寿司で使われている食材には
縁起の良いものがたくさん入っています。


たとえばエビは長生きを象徴する食べ物で、長寿を願う縁起物とされています。

またれんこんは将来の見通しがきく、豆は健康でまめに働けるといったように
それぞれ意味があるのです。

「Hinamatsuri Chirashizushi ひな祭りのちらし寿司 作り方レシピ」


ひな祭りのお祝いは、このように人形や食べ物の由来をちょっと意識して
用意するだけでも、とひと味もふた味も違った楽しみが出来ますね。

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