子供が習い事でピアノをやると頭が良くなるの?デメリットは?
ピアノは昔から子供の習い事として人気ですね。
音楽系の習い事だと、近年では歌やギターやドラム等もあり、バリエーション豊かです。
このように音楽系だけでもたくさんの習い事があり、迷ってしまいますよね。
また他にも、スポーツや美術など多種多彩な習い事が存在します。
習い事もタダではありません。月謝などのお金がかかります。
また時間もかかります。家計の中から習い事の費用を捻出し、お子さんも時間を作り習い事に行くのです。
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せっかく習い事をするのであれば、将来のお子さんの可能性や成長につながるものが良いですよね。
私は様々な習い事をしていました。ピアノも習っていました。期間は3歳の頃から高校生までです。
また母が自宅でピアノ教室を開いていた為、ピアノは非常に身近な存在でした。
しかし身近にあったからこそ、ピアノが嫌になった時期もありました。そんな私ですが、「ピアノを習ってきて良かったですか?」と聞かれたら、間違いなく「はい」と答えます。
世間でも、とりあえず迷ったらピアノを習わせれば間違いないという言葉を耳にしたことがありませんか?
この真相を探るべく、私自身の経験もお話ししながら、ピアノのメリット・デメリットについて、考えてみましょう。
ピアノは女の子の習い事という考えは、もはや昔のもの。男の子にだっておススメです。
女の子の習い事というイメージが強いピアノですが、男の子にだっておススメなのです。その理由は2点です。
脳に効果的で頭がよくなることと、運動神経にも効果的なことです。
ピアノは両手を使って弾きます。
右手は主にメロディーを弾き、左手は伴奏となる音を弾きます。
更に右足ではペダルも操作します。
目で楽譜を見つつ、耳では合っているかどうかを確認します。
このように複雑な作業を同時に行います。
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慣れて来るとだんだんと曲の先の流れも予想しながら弾くようになります。
またピアノを弾き、音楽的感性が豊かになることにより右脳が発達すると言われております。
楽譜にも様々なルールがあります。
この内容を理解しながら弾き進める必要があるので、ルールについて読み解き、自分の中に落とし込む必要が出てきます。
その為に論理的思考を養うことが可能となり、左脳も発達させることができると言われております。
また、右脳と左脳をバランスよく使うので、右脳と左脳をつなぐ「脳梁」という部位が鍛えられるようになります。
この部位が鍛えられると、複数のことを同時進行させることが得意になると言われています。
すると頭も良くなると言われています。
【動画タイトル:3歳4カ月のピアノとリズムのお稽古】
更に、右脳と左脳をバランスよく使うと運動神経が良くなるということはご存知ですか?
右脳は左半身に司令を出し、左脳は右半身に司令を出します。
ピアノは右脳と左脳をバランスよく使います。
ピアノで運動神経が良くなる事は以外かもしれませんが、これらのことから、ピアノを習うことは、バランス感覚が必要なスポーツにも効果的なのです。
では、ピアノを習わせることによるデメリットって何でしょうか?
いくらピアノを習うことが良いことづくしとは言え、物事にはメリット・デメリットがあります。ここではピアノを習うことによるデメリットについて考えてみましょう。
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2つのデメリットを挙げたいと思います。
1つ目は、自宅練習用のピアノを用意するという「経済的な問題」と「環境的な問題」です。
持ち家で防音設備がある、もしくは周囲の建物と離れている場合は、経済的な問題さえクリアできれば、グランドピアノもしくはアップライトピアノを用意することも可能かもしれません。
しかし家の構造や広さ等から、厳しいという家庭も多いと思います。
グランドピアノやアップライトピアノ等の生ピアノは、音が直接響く為にNGでも、電子ピアノはヘッドフォンの使用が可能です。
このことから電子ピアノを使用すれば、音の問題はクリアされます。
しかし、当然購入時の初期費用はかかります。
とは言え、今は様々なピアノを取扱うリサイクルショップもたくさん存在しますので、そこで安価で手に入れることも可能となっております。
2つ目のデメリットは、指の第二関節が太くなることです。
指全体ではなく、第二関節のみが太くなるのです。
これはピアノを弾く際の手のフォームによる影響ですし、練習すればするほど避けられないことでもあります。
3歳から高校生までピアノを習ってきた私の手の指も、例外なく全ての指の第二関節が太いです。
小学生の頃から既に太かったです。
練習を頑張った証だと思っていますが、大人になった現在では、指輪を買う時にだけ少し困りますね。
第二関節を通るものを買うのですが、そこを通り過ぎると骨が細くなるので、指輪がクルクルと回ってしまいます。
もし将来「手のモデル」を目指すという話であれば、そのような人に限っては、ピアノを習うことはデメリットかもしれませんね。
とは言え、やはりピアノを習わせることにはメリットがたくさんあります。
前項で、ピアノを習うことによるデメリットをお伝えしましたが、やはりピアノを習うことはデメリットよりメリットの方が断然大きいと思います。SPONSORED LINK
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私はピアノ講師であった母の生徒さんを間近で多数見てきましたが、早い段階で辞めてしまった生徒さんよりも、長く続けていた生徒さんの方が成績優秀・運動神経が高い人が多いと思いました。
また私自身についても、ピアノを習ってきたことにより、忍耐力・記憶力・相対音感を養うことができたと自負できます。
ピアノが上手になる為には、弾きたい曲を気ままに弾くだけではダメなのです。
勿論、ピアノを習う上で楽しみながら続けることは重要です。
特に小さなお子様には、ピアノは楽しいと思う気持ちを作ってあげることも大切です。
その為に、時には弾きたい曲を自由に弾かせてあげることも、アリだと思います。
しかし、本当に自由に弾きたい曲が弾けるようになるには、基礎となる地道な運指練習や、楽譜の仕組みを理解する作業などが当然必要となります。
この練習や作業は、小さなお子さんにはつまらないと思う内容も含まれるかもしれません。
しかしこの段階を越えると、弾きたい曲が思い通りに弾けるようになります。
その為に忍耐力を養うことができます。
忍耐力を養った先には、楽しいこと(=弾きたい曲を思い通りに弾けるようになること)が待っているということも同時に知ることができます。
次に記憶力についてです。
ピアノを習っていると、発表会に出る機会も出てきます。
そこでは曲を譜面無しで弾くことも多く、最初から最後までの内容を暗記する必要が出てきます。
また発表会に出ると、他の人の演奏も聴くことになり、頑張ろうという競争意欲も出てきます。
そして、ピアノを習っていたおかげで相対音感がつきました。
基準となる音が分かれば、ここから3度上の音は何か?等が瞬時にわかります。
例えば「ド」の音が分かれば、3度上の音の「ミ」は、この音だと歌えるということです。
このおかげで、瞬時にメロディーをハモることができます。
周囲を見ると、ピアノを習ってきた人はこれを簡単に行うことができますが、習わなかった人は苦労している人が以外と多いですね。
まとめ
ピアノを習うと、頭もよくなり運動神経もよくなる可能性が高くなる
経済的・環境の問題をクリアすれば、ピアノを習うことによるデメリットは指の関節が太くなることくらい
ピアノを習うことによるメリットは、デメリットよりメリットの方がはるかに大きい
もし数々の習い事の中から、お子さんの習い事をどれにしようかと迷われているようでしたら、やはりピアノを一番におススメします。冒頭で私は数々の習い事を経験したと申し上げましたが、ピアノほど様々な事を同時に行う習い事は無かったです。
月謝面でも5,000円から10,000円が相場ですし、他の習い事とも大差は無いと思います。
個人の教室で細かく見てもらったり、音楽教室等のグループで、色んな子供達と仲良く、またライバル心を持ってもらいながら習わせるなど、習い方にも種類はあります。
体験レッスンができる教室も沢山ありますので、気になる方はそのような教室にいくつか参加されることをおススメします。
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