子供に習わせたい習い事で『英語・英会話教室』の人気の秘密は?
子供に習わせたい習い事ランキング(※ケイコトマナブ.net調べ)で、2015年・2016年・2017年と3年連続で『英語・英会話教室』がトップ3圏内に入っています。
この人気はまだまだ続いて行くと思われます。
小学校でも2008年から5年生・6年生を対象として、英語教育が導入されました。
その後2011年には、英語は小学5年生からの必修科目となりました。
2020年には東京オリンピックも開催されます。
この流れで国際化も更に進むと思われます。
また企業でも、英語ができる人材は採用面でも待遇面でも優遇される風潮になってきました。
~画像提供元~いらすとや
英語が使えると、将来の進路の選択肢は確実に増えます。
外資系の会社だと、営業職や事務職でも英語が使える事がマストということもよくあります。
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もし将来、英語が必要な仕事に就かなかったとしても、全く英語に触れる機会がないと言う人はほとんど居ないでしょう。
英語は使えるに越したことはありません。
お子様の習い事に『英語・英会話教室』を検討されている親御さんの為に、教室に通わせることによるメリット・デメリットを一緒に考えてみたいと思います。
早期に開始した方が生きた英語を習得できる!
英語の成績はとても良いけれども、スピーキングはもう一歩だなという大人は、周囲にかなり居ると思います。
英語の文章読解や文法の習得は、大人になってからでも勉強をすればいくらでも身につくものなのです。
しかし会話であるスピーキングの習得にはある程度限界があるのです。
ネイティブとほぼ変わらず、英語の発音のほんのわずかな違い(LとRの違いや、THやFの聞きわけ等)を聞きわけて、その通り話すことができるのは、9~10歳頃までにネイティブの英語に触れることができた場合であると言われています。
この時期を臨界期と呼ぶそうです。
この時期より前に生きた英語に触れることができなければ、ネイティブの聞き取り能力・発音に近づくことは難しくなります。
2011年から小学5年生からの英語学習が必修となりましたが、この時期に開始することも本当にギリギリです。
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例えば日本語の方言で考えても、小さい頃から慣れ親しんでいる方言に関しては、わずかな違いでも聞きわけ話すことができます。
例えば、関東人が関西弁を必死で真似して話す場面があると思います。
それを聞いた関東人は関西弁だと思うけれど、関西人が聞くと違和感しかないという例が、それを物語っています。
私は関東人ですが、関西人の親を持ち0歳からずっと関西弁を聞きながら育ってきました。
友達と話す時は標準語で、親と話す時は主に関西弁です。
親以外の関西人の前で関西弁を使っても、ほぼ違和感なく使えていると言われます。
また、映画やドラマの中で話すニセモノの関西弁は、どんなにその役者さんが演技指導をうけていたとしても、いとも簡単に見分けることができます。
関東人にこういった役者さんの演技について聞くと、関西弁と見分けがつかないし違いが分からないと言われます。
同じ日本語でもこの様な現象がおこるので、外国語である英語であれば尚更顕著に現れると思います。
【動画タイトル:4歳のアメリカ人の子供の英語ききとれる?】
また、英語と日本語は特に異なる性質を持っている言語であると言われています。
例えばドイツ語やフランス語は英語と似ていると言われています。
日本語や中国語は英語と全く異なる質の言語だと言われています。
両言語を使う人たちが英語を習得するまでにかかる時間数は、なんと6倍違うとも言われています。
日本人が英語を使えるようになるまでは、ドイツ人やフランス人より6倍の労力がかかるということです。
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もし将来、子供を連れて英語圏に移住する予定があったり、外資系の会社や英語に関する仕事に就いてもらいたい、グローバルに活躍して欲しいと思うのであれば『英語・英会話教室』には、遅くても小学校低学年までには通わせるのが良いでしょう。
コミュニケーション能力の向上に期待ができる
現在は英語が小学校5年生から必修となっていますが、その世代ではなかった親御さん達も、中学校では必修科目として英語を勉強をしていたと思います。
~画像提供元~いらすとや
その時に、英語で先生や友人と会話をすることがあったと思います。
この時にスピーキングは勿論ですが、身ぶり・手ぶりも加えながら話すように指示があったことはないでしょうか?
指示を受けた事が無い方も、英語圏の人が会話する様子を思い出すと、日本人とは比べ物にならないレベルの身ぶり・手ぶりを交えていたと思います。
このように英語を話す際には、身ぶり・手ぶりを交えることもとても重要な要素になるのです。
子供を『英語・英会話教室』に通わせると、先生がこのようなコミュニケーション方法も自然と教えてくれる事が多いです。
日本では≪奥ゆかしさ≫≪謙遜≫といった風潮が根付いていますし、このことが良しともされています。
しかし英語圏では≪積極性≫≪自分の意思をちゃんと表現する≫といった風潮が根付いているので、奥ゆかしさや謙遜は理解されにくい環境です。
お子さんが日常生活において消極的で、もっと周りとコミュニケーションを取らせたいと思う
親御さんには、こいうった点でも『英語・英会話居室』はおススメです。
日本語と英語を中途半端に理解しないように気をつけて。月謝は他の習い事より少しお高め。
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ここまでは『英語・英会話教室』に通わせるメリットについてお話しましたが、デメリットについて考えてみましょう。
~画像提供元~PAKUDATO/ぱくたそ
前項で、英語と日本語は全く質の違う言語だと言いましたが、その為子供が両言語に挟まれ混乱する可能性があります。
また、同じく前項で標準語と関西弁の話をしました。
私が幼少時代は、標準語と関西弁というものがあることが分かっておりませんでした。
その為、関東人の前で関西弁を使用し、意思疎通ができず混乱したことが多々ありました。
友人達からは意味のわからない言葉や話し方をしていると言われ、傷ついたこともありました。
標準語と関西弁という2つのものがあるとは認識していなかったので、親にこの気持ちを上手に伝えることもできず、一人でモヤモヤしていた時期もありました。
このことから、お子様に『英語・英会話教室』に通わせる際には、日本語と英語という2つの言語があって、普段話したり使っているのは日本語で、習いに行っている
のは英語という別の言語であると、説明をしてあげた方が良いでしょう。
また英語を習得したことにより、周りとのコミュニケーションにおいて混乱し、悩んでいる事は無いか?と気にかけてあげる必要もあるかと思います。
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日本語は日本語で文法や会話等の言い回しをきちんと理解したうえで、別の言語である英語を学ぶことが重要だと思います。
英語だけではなく、日本語もきちんとできているかを、普段から心がけてあげることも大切です。
月謝は毎月1万円前後が相場です。他の習い事に比べると少しお高めです。
お子様に現状本当に必要なのか?ということや、お子様の性格に合うのかどうか?という判断も必要かもしれませんね。
まとめ
早期に習い始めた方が、生きた英語を習得できる可能性が高くなる
コミュニケーション能力向上に期待ができる。
日本語と英語と2つの言語があることを認識させてあげよう。月謝は少しお高め。
今の世の中は、昔よりも英語が身近になっています。
そんな中で『英語・英会話教室』に通わせることは決して無駄にはならないと思います。
習わせることにより、子供にとってどのようにプラスになるのかを具体的に考えることにより、『楽しくをモットーに』という教室を選ぶか『バイリンガルを目指す』教室を選ぶかが変わって来ると思います。
そのうえで、是非お子様の性格にも合った教室が見つかると良いですね。
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