子供にスポーツを習わせようと思うけど、ゴルフってどうなの？

お子さんに習い事をさせる際に、スポーツ系を選択される親御さんも多いでしょう。

スポーツを習わせる事により得ることができる身体的効果は「体力の向上」「運動神経の発達」「心肺機能や筋肉や骨の強化」等です。

また精神的効果も期待できます。
例えば「忍耐力がつく」「コミュニケーション能力UP」「競争心が芽生える」等です。
スポーツは身体的にも精神的にも効果があるのです。

スポーツ系の習い事も、サッカー・野球・バスケットボール・テニスなど、沢山の種類があります。
その中でも、お父さんがゴルフ好きなのでお子さんにもゴルフを習わせたいと『ゴルフ』を選ばれる方もいらっしゃると思います。

実際にゴルフを習うお子さんは、お父さんや兄弟姉妹などの家族の影響から始めた人が多いようです。

ゴルフというと大人のスポーツというイメージが強く、お子さんに習わせるのはどうなのだろうと思われるかもしれません。

しかし現在は、石川遼選手などの影響でお子さんにゴルフを習わせる方が増えています。

実際にジュニアゴルフスクールの会員数は、石川遼選手が活躍し出してから増えているようです。このことから、以前に比べてお子様がゴルフをしやすい環境は整ってきています。

【動画タイトル：ゴルフレッスン小学生】

石川遼選手もそうですが、横峰さくら選手や宮里藍選手も小さな頃からゴルフをしていました。

またジュニアゴルフスクールですが、4～5歳から入会できるようです。
しかし、将来お子さんをプロゴルファーにしたいというのであれば話は別ですが、そうでなければ時期としては小学3年生頃から習わせるのがベストなようです。


筋力がついてくるのがその時期であるということと、あまりに小さい時期からゴルフを始めると、筋肉のつきかたに偏りが出る恐れがある為です。

もし小さい時期からゴルフを習わせたいということであれば、同時にゴルフ以外のスポーツも習わせると良いでしょう。
筋肉のつき方がバランスよくなります。

マナーが大切なスポーツ。それがゴルフです。お子様のマナー向上に役立ちます。

スポーツをやるうえで、周囲とコミュニケーションを取ることは大切なことです。
またマナーも大事だと言われています。
その中でも特にゴルフはマナーが問われるスポーツで「紳士・淑女のスポーツ」とも言われています。

ゴルフのルールブックにも、マナーについてきちんと記載があります。
しかもルールブックの冒頭に書かれていることから、ゴルフはルールよりもマナーが大切であると言われています。
ゴルフはチームプレーで行うスポーツではなく、あくまで個人のスポーツではあります。


しかし1人では、やることができないスポーツです。
自分勝手に思い思いのゴルフをしていたのでは、成り立たないのです。
自分の前後のプレーヤーに迷惑をかけないことや、周囲へ心配りをし、コースはみんなで共有しているものという意識がなくてはいけません。

この気持ちが周囲への配慮や心遣い、そして円滑なコミュニケーション能力形成へと役だっていくのです。


～画像提供元～Pixabay

ゴルフのルールブックのマナー項目には、例えば下記の様な事が記載されています。
●常にコース上の他のプレーヤーたちにも心配りを示すべきで、むやみに動いたり、話し合ったり不必要に音をたててはならない
●近くにいる作業員に危険な思いをさせる可能性のあるときは、ストロークを行おうとする前に必ずその人たちに注意するよう声をかけるべきである
このように、常に周囲に気づかうことを説いています。


学校生活も社会人生活もそうですが、生きて行くうえで集団行動することは避けて通ることはできません。
ゴルフはスポーツとしてのメリットもありながら、同時にお子さんが大人になった時に必要なマナーやコミュニケーション能力も見につくので、一石二鳥です。

集中力・メンタル力がつきます。

ゴルフは集中力・メンタル力が非常に左右するスポーツだと言われています。
不安な思いを抱えていたり、集中力が欠けてきたりすると、プレーに集中できずにすぐミスショット等を起こし、スコアに影響すると言われています。

またミスショットをひきずると、更なるミスショットを引き起こしたりもするので、自分自身との戦いでもあります。


～画像～Pixabay

このことから、周りがどのような状況であれ、集中してラウンドする必要があります。
また実際にプレーする際には余計な心配や不安等の雑念を取り払う必要もでてきます。

自身のミスを周囲の状況のせいにすることもできません。
集中する事が苦手なお子さんや、メンタルが弱いお子さんも、ゴルフを通じて勝ちたいという思いから、集中力・メンタル力を鍛えることが期待できます。


その為には、まずお子さんにゴルフが楽しいものだと思ってもらう必要があります。
ゴルフを普段からプレーしている親御さんは特に、お子さんのゴルフをする様子をみて「もっとうまくやって」と思うかもしれません。

しかし、そう言いたい気持ちをぐっとこらえて、まずはお子さんの良い部分に着目し、その部分をきちんと褒めるようにしましょう。
すると、お子さんがゴルフを好きになっていくと思います。

デメリットは？他の習い事よりお金がかかることと、ラウンドには親が同伴する必要があること
ゴルフは、とてもお金がかかるスポーツだと言うイメージが無いでしょうか？？
まず月謝の相場は、グループだと1カ月10,000円前後で、マンツーマンだと1回で5,000円前後のようです。
また、月謝の他にも最低限のゴルフ用品を用意する必要はあります。


～画像提供元～Pixabay

最低限揃える必要があるものは「ゴルフクラブ」「ゴルフシューズ」「ゴルフウェア」「グローブ」などで、初期費用はトータル5万円程必要です。

とてもお金がかかるか？と言えば微妙なラインですが、他の「体ひとつ」でできる習い事に比べれば費用はかかります。

またシューズ・ウェア・グローブ等は、お子さんの成長により買い換える必要がありますので、都度の出費もあります。


更に段階が進むと、実際のゴルフ場をまわることもあるので、その際に必要なラウンド料金や、大会に出場する為の遠征料金等がかかって来る場合もあります。

それぞれ10,000円～20,000円はかかります。
この頃には自分のゴルフボールや、ゴルフ用バッグなども必要になると思いますので、この分の料金もかかってきます。

また、お子さんがゴルフ場をラウンドする際は、親御さんも一緒に廻って見る必要があります。


マナーが身につき、周囲とコミュニケーションが取れてきたとは言え、やはりまだ子どもです。
周囲に完全に迷惑をかけないようになるには、もう少し時間が必要です。

周囲には他のプレーヤーや、係員もいます。その方達に迷惑をかけないようにする為にも、親御さんも一緒にラウンドする必要があるのです。

まとめ

お子さんがゴルフを習うことにより、

マナーの向上が期待できる

集中力・メンタル力がつく

費用と親の同伴についてが課題

お子さんにゴルフを習わせることについては、メリットとデメリットとがあります。
しかし小さな頃からゴルフを習っていた人の声として、下記の様な意見があります。

基礎からきちんと習っていたことにより、変な癖がつかずに済んだので良かった。

大きくなってから家族や会社の人とゴルフを一緒に楽しむ事が出来たので良かった。

ゴルフを通じて、自然とマナーが身につき、周囲とのコミュニケーションの大切さを知ることができた。

このように「習っていて良かった」と言う意見が目立ちます。
金銭的には他の習い事より多くつきますが、その分得られることも多いようです。

スポンサーリンク