子供の習い事としてプログラミング教室のメリットは?
10年前には、子供の習い事としてあまり聞きなれなかった「プログラミング教室」が、ここ最近で増えています。一体何故増えているのでしょうか??
これについて、2012年に公立の小学校でプログラミングが必修になったことも影響しているようです。
そもそもプログラミングって何?という親御さんもいらっしゃるでしょう。
プログラミングとは、コンピューターにこのように動いて欲しいという指示・命令を与える為にプログラムを作成することです。
プログラミングは、プログラマーと言われる技術者だけに必要なもので、専門的で難しいものだというイメージが強かったですが、現在では公立学校に通う小学生がプログラミングについて習う時代なのです。
プログラミングが、どんどん非常に身近な存在になってきています。また公立の小学校で必修になっていることから、子供達の成長に必要だと思われる要素が含まれていることが想像できます。
では、子供達がプログラミングを習うことに対するメリット・デメリットについて考えていきましょう。
プログラミングが必須になった背景は?論理的思考を養うことが期待できる?!
プログラミングが公立の小学校で必修になった背景についてです。まず、これからどんどん増えると予想されるIT産業において、現状を踏まえると将来的にかなりのプログラマーをはじめとするIT業界における人材不足が予想できる為、これらの候補者を早い段階から育てたいという思惑もあったようです。
経済産業省の発表によると、IT業界の人材は2030年にはおよそ79万人が不足する見通しであるとのことです。
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しかし、プログラミングを公立の小学校で必修にした背景として、将来のプログラマーをはじめとするIT業界における人材の育成が全てでは無いようです。
プログラミングを子どもの頃から学ばせる事で、論理的思考を養わせたいという思いも大きいようです。
プログラムを作成する為には、最初に「現時点から結末までの流れ」を予想します。
そして、その予想通りにコンピューターを動かすには、どのような動きを組み合わせ、どの段階で指示したら良いだろう?と筋道をたてて論理的に考える必要があります。
アバウトに考えてプログラムを作成すると、最後の結末まで辿り着くことができませんし、仮に辿り着いたとしても、当初の予想とは異なる動きをしたり、誤作動をおこします。
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また自分の予想した結末にならなかった場合に、途中のプロセスを1つ1つ振り返り、どこをどのように変えれば良かったのだろうか?と考え直す必要があります。
このような行動は、自身の行動を振り返る為の考え方のヒントになります。
プログラミング教室では、子供向けの分かりやすい言語(コンピューターに処理内容を指示する為のコンピューター用の言葉)を使用し、コンピューターに指示を与えていきます。
このようにいきなり大人が使用する言語を使わず、子供向けの言語を使いながら子ども達の興味をひき、プログラミングを学んでいくことで、小さな頃から論理的思考を養うことが可能です。
【動画タイトル:プログラミング講座の授業風景】
将来、プログラマーをはじめとしたIT業界の仕事ではなく、他の分野の仕事に就くにしても、その夢に向かう為に筋道を考え計画を立てて行く力は必要です。
プログラミング教室で、この「論理的思考」を養うことにより、自分で目標を持ちながら物事を考え、将来の道を切り開いていくことが可能となります。
プログラミングを習うことにより、子供の主体性を強化できる
どれほど成績優秀で頭が良くても、将来社会に出て働く際に、受け身である受動的な人間は周囲からの評価が低くなります。このようないわゆる指示待ち人間は、どのような企業においても必要とされにくいですし、もしリストラ計画があった場合は、真っ先にクビを切られます。
自分自身もやらされている感覚があります。
逆に、常に自分から考え行動できる能動的な人間は、どのような企業でも高く評価されます。
また会社からも必要とされ、重宝される存在となります。
自分自身も、自らが行動しているという感覚があります。
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お子様には、将来どちらの人間になってもらいたいでしょうか?という問いには、後者と回答される親御さんが多いのではないでしょうか?
このように、プログラミングを習うことにより能動的に考え行動する力を養うことができます。
言い換えると、子供の主体性をつけることが可能ということです。
引用:いらすとや
プログラムを作成する際のゴールは、コンピューターに思った通りの動きをさせることですが、このゴールまで向かうまでの方法は1つでは無いのです。
最短でスムーズにゴールまで辿り着く方法もあれば、回り道をして、やっとゴールに辿り着く方法もあります。
これらの方法を子どもが自分で見つけられるようになると、他にもっと良い方法は無いだろうか?と思考を巡らせることが可能になります。
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そうなると、私生活にもこの思考を応用するようになります。
「これはこうすると、もっと良いのではないか?」と主体的に考える事が可能になります。
自分から動ける・考えられる主体的な人間は、将来どのような状況になろうと、様々な方法を見つけ生き抜くことができます。
いわば「サバイバル力」が身についているということです。
プログラミングは将来の可能性が広がる習い事。デメリットは、月謝と目のコンディション?!
プログラミングを習わせることにより、子供の論理的思考を養うことが期待でき、主体性も養うことが期待できます。しかし、プログラミング教室がどんどん増えてきているとはいえ、まだまだ少ないのが現状です。
その為、月謝の相場は6,000円~12,000円位と、他の習い事に比べると少々お高めの設定になっております。
その為、もしプログラミング教室に習わせる場合は、なんとなくこれからの時代に合いそうだから等という曖昧な目的では勿体ないです。/span>
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具体的な目的を持ち、更にそれを叶えてくれそうな教室を探すことをおススメします。
例えば子供に「主体的に動ける人になってもらいたい」という目的を持ったとします。
その場合、数あるプログラミング教室の中から目的を叶えてくれそうな場所を探すには「子どもには主体的に動き、考えられるようになってもらいたいので、こちらから指示を与えるだけではありません。
必ず子どもに考えてもらえるように指導しています」と指針を掲げているような教室を選ぶと良いです。
またプログラミング教室はパソコンを使用するので、当然目を使います。
子どもは集中すると、周りが見えなくなり、のめり込むことが多いです。
この時に目の瞬きの回数は減ります。瞬きの回数が減るということは、目が乾きやすくなります。
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目が乾きやすい状態は、ドライアイを引き起こしやすいです。
また長い時間、近くの物を見る状態で目のピントを合わせていると、視力も落ちやすくなります。
その為、お子様が家でプログラミングの勉強をしている際には、1時間に1度は目を休める等のルールを設けると良いでしょう。
また集中すると猫背になりがちなので、姿勢を正しくしてパソコンを使用するように促してあげることも良いでしょう。
目を潤す目薬を用意することもドライアイ防止で良いと思います。
まとめ
プログラミングで、論理的思考を養える
子どもの主体性を強化できる
月謝は少々お高め。目のコンディションに注意を
プログラミングを習う子どもの数も、プログラミング教室の数も、今後また増えると思われます。これから何が起こるか分からない時代です。
このような時代背景の中で、プログラミングは「将来生きて行く力を養う」ことに、とても有効的な習い事と言えます。
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