最近密かに人気が出て来た習い事『将棋』のメリット・デメリットは??
2017年に大活躍した、将棋界の最年少プロ『藤井聡太四段』。
最年少のプロというだけでも注目を浴びていましたが、将棋界では最多の29連勝を成し遂げたという事実も、目を見張るものがありました。
若いのに年上を打ち負かすという才能に世間の人々が憧れ、また一見どこにでもいそうな普通の少年というギャップにも魅了されたのだと思います。
彼の活躍を機に、連日将棋がクローズアップされることが多くなり、密かに子供の習い事としても人気が出て来ました。
~画像提供元~フリー素材ドットコム
元名人のひふみんこと加藤一二三九段のバラエティ番組での活躍も、将棋が注目されることに影響を及ぼしました。
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他にも、マツコデラックスさんと関ジャニ∞の村上信五さんが司会のバラエティ番組『月曜から夜更かし』の中でも活躍している、株主優待で生活をしている桐谷広人さんも元プロ棋士です。
この活躍からも、将棋がじわじわと注目されるようになってきました。
また将棋をテーマにしたアニメ『3月のライオン』の人気等も影響していると思われます。
そしてこのアニメは、神木隆之介さんが主演で映画にもなった為、更に注目をされました。
ところで気になる月謝ですが、こちらも3,000円前後が相場であるので、習い事の中では比較的安価なものとなっております。
親御さんのお財布的にも優しいですね。
では、将棋を習わせることによるメリットとデメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか??
思考力・応用力・判断力を高めることができ、頭がよくなることが期待できる!
将棋には同じ棋譜(将棋の進行)は無いと言われています。
つまり勝ち進める為のオリジナルの方法を、自分で考える必要があるのです。
プロの将譜を完全に真似したとしても、勝てるとは限りません。
将棋は相手ありきなので、自分が予想している将譜通りに動いてくれるとは限らないからです。
将棋の対局は1対1です。
勝負が始まると自分でオリジナルの将譜を考えるので、自然と思考力を鍛えることができます。
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また様々な情報を自分の頭から引っ張り、今後の相手の出方を何パターンも予想します。
自分がこの駒を指すと相手がどのような出方をするかを更に何パターンも考えるので、応用力も身につきます。
今までになかった展開になった場合に、このように駒を指していけば、勝ち目があるかもしれないと予想するのです。
そして、勝負中は自分でどの駒を指すかを判断し、決断する必要があります。
誰にも頼ることはできません。
その為複数の指し手の中から、一つの選択を下すということで、判断力も高めることができます。
誰かに頼らず、自分で物事を決めるという能力が鍛えられるのです。
社会では誰かに判断をしてもらわないと、何事も決められないという人がいますが、そのような人は自分の生きたい人生を生きることができません。
お子さんに、自分の人生は自分で切り開いて欲しいと願う親御さんにも、将棋を習わせることはおススメです。
【動画タイトル:28年こども将棋名人戦 (その1)】
次に勉学の話になりますが、勉強は丸暗記で進めるだけでは限度があります。
思考力・応用力・判断力もうまく取り入れないと、難しい問題を解くという壁を超えることはできません。
また自分の身にもなりません。
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このような問題を解く為の様々な要素「思考力」「応用力」「判断力」を、将棋は持っているのです。
また、これらの力は社会人になってからもとても必要とされるものです。
ところで、人口知能(AI)をご存知でしょうか?
これは、人工的に作られた「人間の脳が行う作業をまねた」コンピュータープログラムのことです。
身近なものに沢山取り入れられています。
例えばスマホやタブレットにも導入されていますし、介護ロボットや接客ロボットにも導入されています。
これらの導入が今後も更に増えると、与えられた作業は人口知能(AI)が行うので、与えられたことのみをこなす人間は会社で生き残れなくなります。
自分で考え応用し行動できる人間を、以前にも増して会社は必要とする世の中になっていきます。
このような時代背景で生き残る為のヒントが、将棋にはたくさん含まれています。
集中力と冷静さを養うことができる
将棋の対局時間ですが、初心者でも30分~1時間ほどかかるものです。
プロが対局すると4~5時間はかかり、丸1日~2日かかることもあります。
藤井聡太4段も、対局中によくお昼の出前を頼み話題にもなっていましたね。
それだけ将棋の対局は長時間に及ぶものなのです。
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対局している間に集中力が欠けると、とたんに相手のペースに持って行かれてしまいます。
このことから、将棋をするうえで集中力は不可欠なのです。
~画像提供元~みさきのイラスト素材
お子さんが普段集中する必要がある場面を考えてみましょう。
例えば、小学校の授業の1コマは45分です。
この1コマを、集中して授業に挑むことができなかった子供にも将棋は効果があります。
但し、将棋にはルールが沢山あり、覚えるまでは複雑で難しいと感じることもあります。
その為に楽しく無理なく、そして将棋嫌いにならないように配慮するレール敷きは必要だと思います。
更に大学の授業の1コマは90分ですし、会社の会議時間は2時間に及ぶこともあります。
こうして年齢を重ねて行くにつれ、集中力が必要な場面がどんどん増えていきます。
また将棋を習っている子供は、冷静な性格の子が多くないでしょうか??将棋をする際に冷静ではなく、すぐ興奮してしまうような性格であれば、一気に相手のペー
スに呑まれてしまい負けてしまいます。
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その為、将棋を通じて冷静さも自然に養うことができます。
感情をコントロールし、冷静に対応する力も社会では必要になります。
自分の世界にこもりすぎて、子供らしさを忘れないように。
メリハリをつけてあげて集中力や冷静さを養う事が出来る将棋です。
しかし子供がはまると、ずっと屋内で世界にこもってしまいがちになります。
子供は気に入った事にのめり込み集中する傾向が強いです。
集中すること自体はとても良いことですが、何事も偏りすぎは良くないものです。
子供は子供らしく、思い切り外でみんなと遊ぶことも時には大事です。
~画像提供元~いらすとや
また、ずっと正座やあぐらをかいて対局をするので、姿勢の面でも気になります。
時には体をのばし、血流を良くしてあげることも、成長段階の子どもには必要なことです。
そして、あまりに集中し自分の世界にこもってしまうと、将棋を習っていない周囲の子供達から浮いてしまうことも考えられます。
将棋を習っていないお子さんとの日々のコミュニケーションも、とても大事なことです。
その為、将棋をする時は将棋をさせ、それ以外の時間は外で体を動かし周囲の子供達とも遊ぶように、親御さんが促してあげてメリハリをつけてあげることも大事です。
まとめ
将棋を習うことによって思考力・応用力・判断力を高めることができ、頭がよくなることが期待できる
集中力と冷静さを養うことができる
自分の世界にこもりすぎて、子供らしさを忘れないように。メリハリをつけてあげることも大事
密かに人気が出て来た習い事「将棋」ですが、一度身に就けば年齢を重ねてもずっと楽しめます。
体を動かすスポーツとは違い、一生楽しめると言っても過言ではありません。
また、将棋は男性というイメージがあるかもしれませんが、女性の将棋人口も少しずつ増えています。
将来お子様に、自分の人生を自主的に考え判断出来る大人になって欲しいと考えていたり、習い事をさせたいけれども、リーズナブルなものが良いなと悩まれている方にはおススメの習い事です。
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