インフルエンザの予防のためにマスクの効果とは?
寒い季節、流行しているのがインフルエンザです。
高い熱や咳に悩まされ、会社や学校などを休まなければならず…
できれば避けて通りたいですよね!
インフルエンザを予防する為に、マスクをする方も多いのではないでしょうか。
そんなマスクについてまとめてみました。
マスクってどんな種類があるの?
出典
http://www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_4095.html
最近、薬局に行くと沢山のマスクが販売されています。
サイズ・色・形も様々で、値段の幅も広く悩んでしまうことも…。
そこで、基本的なマスクのタイプを三種類に分類してみました。
・織布(しょくふ)マスク…書いて字のとおり、布を織って作っているマスクです。ガーゼマスクなどがこのタイプに分類されます。何度も洗って使用できるのがポイントですが、予防効果と言うよりは、菌を相手に感染させない為のマスクと言えるでしょう。
・不織布(ふしょくふ)マスク…こちらは織っていないマスクです。織っていないと言っても、きちんと布の形はしています。実は、このマスクは繊維を接着・絡み合わせて作られており、織布マスクより菌をキャッチしやすいと言われています。予防向けのマスクです。
・医療用マスク…お医者さんや看護師さんが使用するタイプです。顔の形にフィットするように作られ、感染を防ぐ効果も高いのですが長時間の着用には向いていません。また、このマスクは通気性があまり高く無いので、呼吸が苦しくなる時もあります。主に医療機関向けのマスクです。
マスクの予防効果は…?
出典
http://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_821.html
残念ながら、マスクで感染を完全に防ぐことはできません。
ウィルスの感染経路は、主に「飛沫感染」、「空気感染」そして「接触感染」があります。
「飛沫感染」は、ウィルスの保菌者が咳やくしゃみを直接浴びて感染することです。
「空気感染」は、その字の通り空気に浮遊しているウィルスから感染することです。
そして「接触感染」は、電車の手すりやドアなどに付着したウィルスから
感染することを差します。
この三つの感染経路から考えて、マスクだけで全ての感染経路を防ぐことが
不可能なことは、容易に想像できるかと思います。
また、マスクそのものにも完全に菌をシャットアウトする役目は無く、
どちらかというと菌を「足止め」させる効果の方が高いと言えます。
マスクをするだけで感染は防げる!?
出典
http://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_794.html
結論を先に述べてしまうと、それは不可能です。
先述したように、ウィルスの感染経路の中で「空気感染」に関しては、
ある程度の効果をマスクも発揮します。
ですが、「飛沫感染」にもあるようにくしゃみや咳が
髪や洋服に飛ぶこともあるでしょう。
また、「接触感染」は、指や手のひらなどにウィルスが吸着します。
口を覆っているだけでは、とても予防することはできません。
マスクだけに効果を期待するのでなく、基本的な「手洗い」や「うがい」と併せて
マスクを装着することで、ある程度の効果は期待できることでしょう。
まとめ
できれば感染したくないインフルエンザ。
マスクだけでは到底防ぐ事はできませんが、体の免疫力を高めて
手洗い・うがいの習慣をきちんと繰り返して出来る限りの予防をしておきましょう!
スポンサーリンク