インフルエンザA型に効果のある薬は何がある?

インフルエンザを発症したことがある方なら、御存知の事ですが
インフルエンザは大きくA型とB型・C型に分かれています。



A型は季節毎に流行しますが、B型は流行する年としない年がはっきり分かれるのが
特徴です。

C型は症状も軽く、幼児期に多くの人が感染します。

今回は、A型についてまとめてみます。


インフルエンザA型の症状の特徴



出典
http://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_466.html

インフルエンザは大きく3つに分かれる事は先述したとおりです。

その中でも、毎年流行するのがインフルエンザA型です。

このインフルエンザは感染していく中でウィルスそのものがどんどん変化していきます。

インフルエンザが流行する季節の前に、予防接種をされる方も多いかと思います。

ですが、A型の場合は感染を重ねるうちにウィルスそのものが変容してしまい、
せっかくの予防接種もあまり効果を発揮しないのが現状です。

症状としては、一般的なインフルエンザですので、
高い熱や喉の痛み・鼻づまりなどの症状が見られます。


効果の期待できる薬



出典
http://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_794.html

インフルエンザに発症した時、多くの場合処方される薬には
「タミフル」や「リレンザ」そして「イナビル」があります。

この中でもA型に効果が期待できる薬には「タミフル」が挙げられます。

発症してから、早いうちの服用が望ましいとされますので、
病院をきちんと受信し、処方してもらって下さい。

「リレンザ」や「イナビル」も効果が無いわけではありませんが、
「タミフル」の効果がA型には期待できます。


ただし「タミフル」には因果関係は不明とされていますが、
異常行動などの副作用も報告されています。

この為、10代未満の子供には処方出来ませんので、A型と診断されても
「リレンザ」を処方される事もあります。


どこから来るの?インフルエンザA型



出典
http://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_1772.html

まず、A型インフルエンザウィルスは自然宿主であるニワトリやカモが
感染源となっています。

どのような経緯で人に感染するのか、細かい経路は不明ですが基本的にウィルスは
飛沫感染・接触感染などで感染しますので、こういった野生の鳥が触れた場所に触れたり、
フンなどからヒトに感染することもあります。
そして、A型のインフルエンザウィルスは感染を重ねるごとに
ウィルスが変化していきます。

流行当初では効果を発揮した薬も、暫くすると全く効果が期待できない…
などという事態が起こりやすいのもA型インフルエンザの特徴です。

予防接種をしていても、感染してしまった!という場合
このA型インフルエンザウィルスの形が変化してしまった可能性もあります。

こういった時は、きちんと医療機関を受診し、適切な処置を行って貰いましょう。


まとめ

ウィルスが変化しても、手洗いやうがいなど感染経路をきちんと予防しておけば
防げる場合もあります。

規則正しい生活や、免疫力を高める事がとても大切です。
しっかり予防しましょう。

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