柿ジャムの作り方と使用方法

日本の秋を代表する果物といえば、
と答える方も多いかもしれません。

よその家の柿の実を勝手に食べて怒られた…なんて思い出話は、
日本の懐かしい風景を思い起こさせてくれますよね。

でも、なんだかちょっと地味なイメージで、
子どもたちもイチゴやブドウを出したときみたいには喜ばないことも…。

柿は「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるほど栄養豊富で、
カリウムやカロチノイド、ビタミンAやCなどが豊富に含まれています。

特にビタミンCは、1個で1日の必要量をまかなえるほど。


これはもう、食べなきゃもったいないですね。
この秋は、そのまま食べるだけでなく、保存もきく
「柿ジャム」にしてみてはいかが?つくり方はとっても簡単です!


柿ジャムをつくる前に、渋もどりしない柿がどうかをチェック!


柿ジャム画像2

お店で売られている柿で、渋くて食べられない…
というものはほとんどありませんよね。
それは、もともと甘柿である場合もあるし、渋柿だったとしても、
食べやすいように渋抜きされているからです。

そのまま食べる場合は問題ありませんが、柿ジャムをつくるときは
加熱が必要なので、熱を加えることで渋みが戻ってしまう場合があるんです。




これを「渋戻り」といいます。
渋い柿ジャムをつくらないためには、最初に一口分くらいの柿を加熱してみて、
渋くならなければ大丈夫です。

もし渋くなったら、その柿でつくるのはやめましょう。


鍋で10分!トロッと食感の柿ジャムのつくり方。


柿ジャムを作ってみた


柿は皮をむいて、種がある場合はざく切りにします。
これをミキサーにかけてなめらかな状態にします。

ホーローかステンレスの鍋に、グラニュー糖、
レモン汁
を入れて中火にかけます。
煮立ってきたら弱火にして、トロッとしてくるまで10分くらい
混ぜながら煮込めばできあがり。

砂糖の量は柿の25%くらいの量を基本にあとはお好みで。

砂糖が多い方が、長く保存できます。
レモン汁のかわりにみかんの汁をつかってもおいしいですよ。

柿の食感をいかしたい場合は、ミキサーにかけないでざく切りの
ままつくってください。


パンに塗る以外の使い方もいろいろ!柿ジャムの楽しみ方。


柿ジャム画像3

まずは甘さをいかしてスイーツにアレンジ!

クレープに生クリームと一緒に巻いたり、ホットケーキの上にかけたり、
パウンドケーキに混ぜて焼くのもオススメ。

白玉団子にあんこと一緒にそえると、色味がとってもキレイです。

また、市販のフレンチドレッシングに少し混ぜて、
キャベツや白菜をあえるとフルーティーでさわやかなサラダに。


スペアリブをつくるときにマーマーレードをよく使いますが、
これを柿ジャムにするのもいいですよ。

厚手のビニール袋に柿ジャム、醤油、酒、こしょう、にんにく・
しょうがのすりおろし
を入れてよく混ぜます。
そこにスペアリブのお肉を入れて、よくもんで30分くらいおいておきます。
あとは、フライパンかオーブンで焼くだけでOK。甘辛くて、
子どもから大人まで大好きな味ですよ。

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