赤ちゃんの服を水通しする理由とその方法とは?
赤ちゃんの肌は敏感なので新しい服を着せる際に水通ししておくと安心です。
しかし、『なぜ水通ししないといけないの?』『水通しの方法がわからない‼︎』など
沢山の疑問がありますよね。
赤ちゃんに服を快適に着てもらえる様、水通しについて紹介をしていきます。
赤ちゃんの服を水通しする理由とは
衣類には以下のものが付着している可能性があります。
- のり
- 縮みやしわを防ぐ薬品
取り除くことが出来るんです。それがわざわざ水通しをする理由ですね。
何がどう赤ちゃんに悪いのかを知ることで、その必要性が見えてきます。
1つ1つ解説していきましょう♪
衣類につけられているのり
のりが服に付着していると、吸水性が悪くなります。
赤ちゃんは大量に汗をかきますが、それを服が吸収できないと、どんどん肌への
負担が強くなってしまい、汗疹等の原因になってしまいます。
水通しすることで、汗をより吸収しやすくなりますので、肌に優しくなるんですよ~。
なお、生地が柔らかくなるのも見過ごせない理由かな。赤ちゃんの服って、着心地も
重要ですからね!ゴワゴワした硬い服よりも、柔らかい服で包みこんであげたいものですよね^^
縮みやしわを防ぐホルムアルデヒド
衣類には必ずと言って良いほど、ホルムアルデヒドという薬品が使用されています。
この薬品は刺激が強く、赤ちゃんの肌に触れてしまうと、皮膚障害やアレルギーを
起こしてしまう可能性があり、水を通すことで取り去ってしまうことが大切です。
なお、新生児用の衣類の場合、この薬品の使用は厳しく規制されています。
(24か月までの新生児)。以下にその規制値を引用しておきますね。
1) 吸光度差が0.05以下又は16ppm(試料1gあたり16μg)以下
2)75ppm(試料1g当たり75μg)以下
引用元:
「(4)繊維製品(家庭用衣料品)に関連する法規制等」
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(http://www.nite.go.jp/chem/shiryo/product/clothing/clothing4.html)
数字を見てもピンとは来ないかもですが、これは極めてゼロに近いもので、ちょっとでも含まれていたらダメだという指定だと思っておいてください。
したがって、販売されている新生児用の衣類にはホルムアデヒドはほぼ含まれていないと考えられます。
しかし、この薬品はそれこそタンスに服を入れておくだけでも、他の服から付着してしまうもの。店頭などで他の衣類と触れ移染している可能性もいなめないので、必ず水通しをしておきましょう。
赤ちゃんの服を水通しする方法とは
赤ちゃんの服の水通し方法はとても簡単です。
- 肌着の場合は紐が絡まない様に外しておく
- 洗面器などに水をはり、服をひたして優しくもみ洗いをする。
- 雑巾を絞る要領で絞る
- しわを伸ばしておひさまの下でしっかりと干す
手洗いが面倒であれば、洗濯機の水洗いや弱洗いのコースを使っても大丈夫です。
ただし、型崩れをする可能性があるので、脱水機能を使わずに手で絞る様にしてましょう。
そうすると型崩れしにくくなりますよ!
そうそう。洗剤を使ってもいいの?と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
基本的には『水通し』ですので洗剤は使いませんが、汚れが気になる方などは
赤ちゃん様の低刺激な洗剤であれば、使っても大丈夫ですよ~。
まあ、私は自分自身のものであれば、古着ですらそのまま着る様なズボラさんなので、
そこまではしませんけどね(汗)
赤ちゃんの服を水通しする際の注意点とは
《ベビー服の洗濯どうしてる?大人の服と一緒に洗う?洗わない?》赤ちゃんの服を水通しをする方法は簡単ですが、気になる注意点を紹介致します。
天気が悪いと部屋干しになる事が多いと思いますが、
水通しは天気のいい、外干しができる日に行ってください。
部屋干しは雑菌が繁殖しやすくなる可能性が高く、
臭いの原因にもなるので注意しましょう。
天気が良くても、花粉が沢山とんでいる時期はしっかりと花粉を叩き落としてから
取り入れるようにしてください。
あかちゃんも花粉症になる恐れもありますので、注意が必要です。
水通しして収納する際は水通しした服だけを固め、
あかちゃん専用のタンスに収納をしましょう。
せっかく水通しをしても大人の服と一緒に収納してしまうと、
ホルムアデヒドが移染してしまうおそれがあります。
まとめ
赤ちゃんの新しい服にはのりがついているのでしっかり水通ししよう
水通しは洗濯機でもできますが、型くずれを防止するために手洗いがおすすめです。
水通しした服は天日干しをし、大人の服と分けて収納しよう。
記事を書いて改めて、水通しが必要な意味、そのやり方がわかりました。実際に赤ちゃんの服を水通しする場合は、今回、紹介したような方法でやってみてください。
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