赤ちゃんに熱がある時に冷えピタは使えるか?効果は?

赤ちゃんが発熱して熱を下げるために冷えピタを
使おうと考えるママは多いかもしれません。

でも実際冷えピタは効果があるのか悩んだ経験はありませんか?



ここではそんなママの悩みに答えるべく、
冷えピタの効果、効果的な貼る部位、注意点をご紹介していきます。

 

赤ちゃんが熱が出た時冷えピタは効果があるか?

赤ちゃんに熱がある時に冷えピタは使えるか?効果は? 画像1

冷えピタの説明を見てみると、シートにたっぷりと含まれている水分が
熱を取り込みながら蒸発するので、高い冷却効果が
約8時間持続すると書かれています。

8時間なんてすごい!と思ってしまいますよね。

しかし、実は冷えピタは熱を下げる効果は薄いと言われています。

貼った時にはヒヤッとして気持ちが良いですが、
それが8時間も持続すると感じた人は少ないかもしれません。

そして何よりも8時間連続で冷やすことは、
発熱時においてはあまり必要がないことだと思いませんか?

なぜならクーリングをするタイミングというのがあるからです。

熱が上がり出す時には悪寒がするので基本的にクーリングはしません。

熱が上がりきってしまったらクーリングを開始します。

赤ちゃんの発熱の状態を見てクーリングするかしないかを
判断していかないといけないのです。

まとめて考えてみると冷えピタよりも効果的なクーリング方法が
あることを理解していただけたでしょうか。

 

赤ちゃんに熱が出た時、冷えピタはどこに貼ればよいか?

赤ちゃんに熱がある時に冷えピタは使えるか?効果は? 画像2

実際冷えピタを使用することを前提にした時に、
さてどこに貼ることが効果的なのでしょうか。

これは一般的なクーリングでも同じことなので
ぜひ参考にしてみてください。

冷えピタの説明を見ると「おでこに」と書いてありますが、
そもそもおでこを冷やすことは解熱には効果的ではありません。

発熱時には、首、ワキの下や鼠径部(お腹側の足の付け根)など
大血管が通る場所を冷やします。


高熱時にはこの3点を冷やす3点クーリングを行い、
37度〜38度では3点のいずれかの1点クーリングを行うようにしましょう。


 

赤ちゃんに熱が出た時、冷えピタを貼る際に注意することとは?

【子供の発熱】対処方法実践編



冷えピタを貼る部位については上記でご紹介しましたが、
首やおでこなど顔に近い部分に貼る時には注意が必要です。

冷えピタは粘着力が強くないため、
赤ちゃんが寝返りをしたり動いたりしているうちに剥がれて、
口や鼻を覆ってしまい窒息の危険性があります。


寝ている時に知らないうちに窒息してしまう危険性があるので
長時間目を離す時には使用しないほうが無難でしょう。

冷えピタは肌に直接貼るものですので、デリケートな肌の赤ちゃんは
肌荒れを起こす可能性も考えられます。


使用する時には赤ちゃんの肌をしっかり観察して使用するようにしましょう。

まとめ

これまで冷えピタについて書いてきましたが、
冷えピタはどういった目的で使用するかということを
考えて使用することです。

気持良さや気休めとして使用するにはおすすめですが、
実際しっかりクーリングしたいと思った時には不向きかもしれません。


そして赤ちゃんにとっては危険を伴うものであるということも
理解して使用してください。

冷えピタやクーリングについての正しい知識を持って、
効果的なクーリングを行なってあげましょう。

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