インフルエンザの薬と時間の関係とは?
咳が止まらない、体がだるい…病院に行くとインフルエンザだった!
そんな経験をした人も少なくないと思います。
空気が乾燥するこの季節は、特に流行しやすいもの。
そんなインフルエンザと薬の関係についてまとめてみました。
タイムリミットはあるの?インフルエンザワクチン
出典
http://www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_4844.html
体がだるい、熱っぽい・咳が止まらない…風邪の症状とよく似た症状を引き起こす
インフルエンザ。
すぐに病院に行けば、薬を処方してもらうことも出来るのですが…
年を重ねて行くとその時間すら勿体ない時も。
特に、日々様々な出来事に追われる社会人にとっては、病院の診察時間に
うまく受診することも難しいなんて方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、インフルエンザの時に処方される薬は
実は早めに服用した方が、効果があります。
早ければ早いほど、効果も期待できますがその時間はおおよそ48時間前後だと
言われています。
リミットを過ぎると効果なし?
出典
http://www.irasutoya.com/2014/01/blog-post_6462.html
では、48時間が過ぎれば薬の効果は消えてしまうのでしょうか。
これは違います。
もちろん、早いうちに飲めば飲むほど効果があるのは確かですが、
仮に48時間後に服用したとしても、同様に薬は菌の増殖を防いでくれます。
処方された薬を飲む時の状態より、悪化はしないという効き目だと
理解しておいて下さい。
また、時間が経過してしまっていても薬を飲むことで
他人に感染を広げない様に予防することもできます。
感染力が高いインフルエンザウィルス。
発症から何時間も経過しているから、効果があまり期待できないからと
医療機関に行くのをやめたり、薬の服用を勝手に止めたりしないようにしましょう。
どうして時間が関係するの?
出典
http://www.irasutoya.com/2013/11/blog-post_3803.html
インフルエンザを発症したとき、医療機関から処方される薬の殆どは
ウィルスの増殖を防ぐ為のものです。
インフルエンザウィルスを消し去ったり、無くしたりすることはできませんが、
それ以上状態を悪化させたり発熱の期間を短くしたりする効果があります。
ウィルスが一度体内に入ると、どんどん増殖して体内で広がって行こうとします。
これに対して免疫細胞が活動してウィルスを体外に追い出そうとします。
この働きが熱や咳・鼻水などで現れるのは風邪と同じですね。
インフルエンザの時に処方される薬は増殖を抑えるものですので、
どんどん広がろうとするウィルスの動きを留めてくれます。
早いうちに服用すれば、体内にもあまり広がらず
免疫細胞の活動も短い時間で済みます。
ですが時間が経過すればするほど、ウィルスはどんどん増え続け、
免疫細胞の活動時間も長くなっていきます。
こういった理由から「薬は早めに飲んだ方が良い」と言われている訳です。
まとめ
インフルエンザに関わらず、風邪であっても症状を緩和するために
薬は早く飲んだ方が良い物です。
時間に余裕が無い人もいらっしゃるかもしれませんが、
出来る限り早く医療機関に頼り薬を処方してもらうようにしましょう。
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