インフルエンザの予防接種の間隔はどれくらいか?
インフルエンザの予防接種は、人によっては
一度しか受けない人と二度受ける人がいます。
基本的に、成人であれば一回の予防接種である程度の効果は期待できますが、
二回受ける人は、どのくらいの間隔を開けるべきなのでしょうか。
二週間~三週間程度の間隔で!
出典
http://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_25.html
インフルエンザの予防接種は、流行が始まる前に、体内にウィルスの抗体を
作っておくことで感染しても症状を軽くする効果が期待されています。
完全にウィルスの感染を防ぐことはできませんが、体内で免疫細胞が働くので、
高熱に苦しんだり頭痛や悪寒に悩まされる期間も短くなると言われています。
この予防接種は、一回だけ接種するケースと二回接種するケースがあります。
二回接種する人は、体内で抗体ができるまでにおよそ二週間はかかりますので、
二週間は間を置く必要があります。
二回に分ける事で、ブースト効果と呼ばれる現象が発生します。
この効果によっては、抗体の数が一度の接種に比べて倍の数になりますので、
よりウィルスに対抗しやすくなります。
大人と子供で違いはあるの?
出典
http://www.irasutoya.com/2014/01/blog-post_968.html
まず、13歳未満の子供の場合、予防接種は2回受けることが望ましいと
厚生労働省の解答では書かれています。
また、この場合2回目の接種は2週間から4週間の間を空けることが望ましいと
言われています。
ただ、より免疫を獲得しやすいのは、4週間後であることから、
一度接種を受けたら一カ月後にもう一度接種を受けると考えておいて良いでしょう。
13歳以上の場合は、厚生労働省の解答では1~2回の接種が望ましいとなっています。
もちろん、1回でもある程度の効果は期待できますが、
2回接種を受ける場合は1~4週間の間を置く様にしましょう。
この場合も出来る限り4週間の間をあけることが望ましいと言われていますが、
時間の調整がうまくいかない場合は、2週間程度間を置いてから接種を受けると
良いでしょう。
間隔は空ければ空けるほどよい?
出典
http://www.irasutoya.com/2014/05/blog-post_4966.html
予防接種の間隔は、時間を置けば置くほどよいというものではありません。
体内で抗体が出来始めるのはおよそ2週間と言われています。
このあと、徐々に抗体の数は減少していきます。
この減少の途中で2回目の接種を受けるとブースト効果で倍以上の抗体ができると
言われています。
ですが、あまりにも時間を置きすぎると、ブースト効果どころか
1回目の接種で作られた抗体の数が減り過ぎてしまい、2回目の接種なのに
1回目と同等程度の効果しか期待できない可能性もあります。
目安として、2週間から4週間の中で都合の良い時間を見つけて
2回目の接種を受けると、より一層の効果が期待できます。
まとめ
インフルエンザの予防接種に関しては、医療機関や医師に相談をして
その回数を決定することが多いようです。
普段よりかかりつけの医師や病院を決めて置くと、こういった時には安心できます。
不安も減りますので、かかりつけ医を決めて置くのも良いと思います。
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